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≪再開発で注目≫池袋エリアについて~徹底解説記事~

池袋は、東京都豊島区に属する池袋駅を中心とする日本有数の繁華街。
新宿・渋谷と共に東京を代表する副都心・繁華街です。

また、池袋は豊島区における交通・商業・行政の中心的な地域でもあります。

最近では再開発も進み、豊島区の中でも池袋が住みやすくなっています。

今回は池袋について解説をしていきます。

〇地名の由来


現在の池袋駅西口のホテルメトロポリタン一帯(西池袋1丁目)に存在していた袋型の池が袋池(丸池)と呼ばれており、それが地名の直接の由来となったとされています。
ただし当地は旧雑司ヶ谷村であり、池袋のもともとの中心部だったといえる池袋本町(かつての本村)からは離れているため、この説には異論があります。
なお、丸池は時代を追って縮小され、70年代中頃までは現在のホテルメトロポリタン北側に存在した「元池袋公園」内に空池(からいけ)の状態で残っていましたが、現在は完全に埋め立てられ、地名由来とされる池を偲んで、元の場所より東側の隣接地に元池袋史跡公園が開設されました。


〇池袋の歴史


古くは武蔵国豊嶋郡池袋村といい、戦国時代の古文書である『小田原衆所領役帳』(永禄2年・1559年)には「太田新六郎 知行 三貫五百文 池袋」とあることから、中世にはすでに近隣の地名(長崎・雑司ヶ谷・巣鴨・高田など)とともに確立していたと考えられています。

明治の廃藩置県が行われると、東京府(一部は浦和県から編入)に属し、1889年の町村制施行で、巣鴨村の大字となります。
池袋が栄えるきっかけとなったのは、鉄道の開業です。
上野駅 – 前橋駅間に鉄道を開業させていた私鉄の日本鉄道が、1885年に官営鉄道(新橋駅 – 横浜駅)との接続を目的に、現在赤羽線(埼京線)・山手線となっている赤羽駅 – 品川駅間の路線を開業させました。
しかし、この時には池袋の地に駅は設けられませんでした。

その後、1903年に田端駅への支線を建設することになりました。
当初は目白駅での分岐が想定されていましたが、地形や経由地などにおいて種々の難点が指摘されたため、それより北の台地上に新たに池袋駅を開設してここから分岐することになりました。

大正から昭和にかけ、東上鉄道(現在の東武東上本線)や武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)なども池袋へ乗り入れますが、これらはどちらも当初繁華街とはいえなかった池袋は起点とせず、当時の繁華街であった神田・巣鴨(市電が1912年には乗り入れていた)への乗り入れを前提としていました。
その過程において池袋は仮のターミナル駅として開設されましたが、その後の事情でどちらも都心への延伸を断念し、結果として池袋起点となったものでした。
この頃は、巣鴨のほかに、白木屋があり王子電気軌道(現在の都電荒川線、1911年に開業)と山手線が交差していた大塚駅辺りが繁華街であって、池袋は豊島師範(東京学芸大学の母体のひとつ)や立教大学など、学校が置かれたことから文教地区となっていきました。

1933年に白木屋と京浜急行電鉄が共同で設立した京浜百貨店が1930年代に菊屋デパートの名で池袋駅に開店。
そして東京市電(1943年に東京都電となる)が1939年に池袋駅前に乗り入れ、この頃から交通の結節点として、賑わいを見せるようになります。
菊屋は1940年に武蔵野鉄道(現西武鉄道)に買収され、武蔵野食糧を開設。
武蔵野デパートを経て1949年に西武百貨店と改称しました。

また東武百貨店が1962年に本店を開店して1964年に東横百貨店池袋店を買収し、1958年に開店した東京丸物池袋店は1968年に西武百貨店に買収されパルコになりました。

新宿、渋谷と並ぶ副都心であり、近年は乙女ロードを中心に若い女性オタクの利用者が増加し、サブカルチャーの街として成長しつつあります。
高野之夫区長が文化事業や街の美化に取り組んだ結果、2013年の住みたい街ランキング3位になる程の人気スポットに変わりつつあります。(2018年は5位)。

現在池袋と名の付く地区の大半は、一時期西巣鴨町に属していました。
東池袋二丁目には西巣鴨橋という橋が現存する。またサンシャインシティは巣鴨拘置所の跡地に立てられたものです。


〇交通アクセスについて


池袋駅は、以下の8路線を利用できる最高峰のアクセスの良さをもった駅といえます。

・JR山手線
・JR埼京線
・東武東上線
・西武池袋線
・東京メトロ副都心線
・東京メトロ有楽町線
・東京メトロ丸ノ内線

また、羽田空港まで「高速リムジンバス」の発着があるので、電車に乗る手間を省くことができます。


〇治安について


池袋エリアは街自体が繁華街なので、1日に100万人以上は訪れていると言われています。
当然いろいろな人が行き来する場所であり、決して治安が良いとは言えません。
ただし、池袋の中でも、安心して暮らすことのできるエリアも存在します。
特に住むのであれば南池袋エリア。
駅周辺のような喧騒もない静かな雰囲気があります。この付近は目白にも近いので、利便性にも優れています。

治安でいうと、池袋駅の東口と西口では頻繁に粗暴事件が起きています。
ニュースになるような事件も発生しているので注意しましょう。
女性の一人暮らしや子どものいるファミリー層は、西池袋2丁目から3丁目、そして南池袋を選択するといいでしょう。


〇買い物環境について


池袋はデパート百貨店、スーパー、コンビニ、家電量販店があります。
また、ファッションや雑貨を扱うお店もたくさんあり、連日たくさんの利用者が足を運びます。
用途によって使うお店を変えるなど、普段のお買い物で窮屈に感じることはないでしょう。


〇まとめ


治安については意見が分かれるところですが、南池袋、西池袋2丁目から3丁目は治安が良いといえます。

その他は利便性も良く、生活していく上で困惑することはないエリアです。
さまざまな施設が集結しているので楽しみの方が多いかもしれません。
また、休日の過ごし方も多種多様で選び放題なのは非常に魅力的です。

その分物価が高く、繁華街が故に喧騒感もあります。

もっとのんびりとした生活を望むのであれば、駅から少し歩いた場所に住むことが望ましいと考えられます。
大都市ならではのデメリットを把握し、自分自身が池袋に住むことが向いているかどうかを知った上でお部屋を探すと良いでしょう。

Cocotiiでは池袋の物件情報を多数掲載しています。
是非、ご活用くださいませ。


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