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高級住宅地の代表格【大田区田園調布】

例えば『東京都の高級住宅地と言われる街を3つ答えてください』という質問を投げかけたとします。

おそらく大半の方がその3つの中に『田園調布』を挙げるでしょう。

実は『田園調布』と付く地名は複数あります。

≪田園調布≫はもちろんのこと、≪田園調布本町≫、≪田園調布南≫、世田谷区に入る≪玉川田園調布≫。

これらの地域全てが高級住宅地になります。

この中でも高級住宅地として桁違いなエリア≪大田区田園調布≫に焦点を当てて解説します。

〇田園調布の特徴


田園調布の特徴といえば整備された美しい街並みです。
この美しい街並みが高級住宅地として君臨する由縁でしょう。
しかし、『大田区田園調布』であれば無条件に桁違いな高級住宅地なのか。

住所で言うと

≪大田区田園調布3丁目、(4丁目)≫

が桁違いな高級住宅地としての田園調布を印象付けています。
※4丁目も3丁目の延長上にあるので()付けで含んでいます。

地図を見ると一目瞭然ですが

地図

駅の西側が放射線状(扇状)に区画分けされています。
これはまた解説しますが、パリの凱旋門の周辺を参考にしたそうです。

また、同じ高級住宅地でも、塀が高い家が目立つ松濤エリアと違い、田園調布は低い生垣や石垣でさりげなく目隠しされていたり、道路も広い為、街を歩いていても高級住宅地特有の閉塞感なく、開放的です。


〇渋沢栄一氏と田園調布


田園調布は渋沢栄一氏との縁が深いのです。
というのも、もともと田園調布は畑が広がっていました。
その一帯を宅地として開発したのが、現在の東急・東急電鉄・東急不動産の始祖に当たる田園都市株式会社。

その会社の発起人が≪渋沢栄一氏≫なのです。

そして、田園調布の開発を推進したのが渋沢氏のご子息である渋沢秀雄氏です。

渋沢英雄氏が田園調布の西側に半円のエトワール型を取り入れました。
エトワール型というのは、パリの『凱旋門』がある『エトワール広場』は12本の放射状道路が通っています。
これを半円状(扇状)で再現したからエトワール型。
パリの凱旋門の周辺を参考にした『田園調布』という街なのです。

現在でも住環境を維持しようと『創設者である渋沢氏の掲げた街作りの精神と理想を知り、自治協同の伝統を受け継ぎましょう』とする≪田園調布憲章≫が制定され

建築物の最低限度敷地面積は165㎡以上
建物の高さは9m、地上2階まで
地下に居住スペースを設けない
ワンルームの集合住宅は建てない
できれば植栽の石垣を設ける。

など、細かなルールがあり、田園調布の美しい街並みを守っています。


〇まとめ


今回は≪田園調布3丁目、(4丁目)≫について解説をしました。
田園調布は他の高級住宅地とは違う独特な雰囲気があります。
田園調布駅の西口付近にはマンションが一切なく、大きな邸宅が建ち並びます。
駅の東口、特に1丁目に行くと大手マンションブランドを中心に上質な低層マンションが建ち並びます。
そんな街並みの雰囲気が好まれるのか、近年ではテレビのお散歩番組等でも田園調布が登場することもあります。

都心にいる事を忘れ、まるでリゾート地を訪れた様なゆったりと時間が流れる街。
それが田園調布の魅力のひとつと言えるでしょう。

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