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高級住宅地としての品位と適度な自然環境を保つ「松濤園」「大山園」「清風園」。

高級住宅地
都内の高級住宅地といえば【城南五山】や著名人が多く住む【田園調布】や【成城】が思い浮かぶことでしょう。
この辺りの街についてはまた別で解説しますが、高級住宅地と呼ばれるエリアのきれいに整備された街並みや建ち並ぶ邸宅は圧巻の一言です。

今回解説しますのは、東京西部の住宅地に『園』がつくエリア。

高級住宅地の中の高級住宅地・・・超高級住宅地になります。

そのエリアはどこなのか。

≪清風園≫⇒世田谷区代沢
≪松濤園≫⇒渋谷区松濤
≪大山園≫⇒渋谷区大山町

の3つのエリアになります。

各エリアについて解説をしていきます。


〇≪清風園≫について


清風園は世田谷区代沢にあたる地域です。
この辺りはもともと農村地帯でした。
『清風園』は昭和初期に拓かれた分譲地として始まります。
掘り下げると第1次世界大戦後の海運不況からになるのですが、こちらでは省略します。

『清風園』として分譲後、数多くの文化人や宰相が移り住んできました。

現在でも第一種低層住居専用地域に指定され、歴史ある神社、仏閣が並び、落ち着いた美しい佇まいを見せています。
緩やかな坂道にゆったりとした邸宅と緑が織りなす美しい風景は世田谷区が選定した≪せたがや百景≫に選出されている地域で、『清風園』の伝統を売りにした高級マンションの建設・販売も進んでいます。

また、都心へのアクセスも見逃せません。
下北沢駅からは小田急小田原線、京王井の頭線が利用可能。
小田急小田原線から直通運転もある東京メトロ千代田線は赤坂、霞ケ関、丸ノ内の都心部に直結。
京王井の頭線では渋谷へ直結。

『都心へのアクセスが良いのに閑静な住宅地』となっているのが特徴であり、現在も人気を支えるひとつになっています。

世田谷区代沢の物件を見る


≪松濤園≫について


≪松濤園≫は現在でも地名が残っており、渋谷区松濤にあたる地域です。
この辺りはもともとはお茶園でありました。
関東大震災後に土地を分譲。
以後、松濤には住宅街が形成されていき、各界著名人が移り住んできました。
ちょっとした豆知識として成り立ちそうな著名人は渋谷駅前にある≪忠犬ハチ公≫像の飼い主である上野氏が居を構えていました。

また、第一種低層住居専用地域に指定され、最低限度敷地面積も200㎡以上というルールが設けられている為、現在でも松濤エリアは豪邸が建ち並んでいます。
渋谷駅からほど近い場所にあるのに、それを忘れさせる閑静な住宅地は他の追随を許さない唯一無二の高級住宅地といえるでしょう。

渋谷区松濤の物件を見る


〇≪大山園≫について


≪大山園≫はそのエリアだけに留まらず、人気の高級住宅地となっています。
例えば、上原や西原です。
この辺りはもともと農園や牧場等が営まれる土地でした。
そこからほど近い場所にあったのが≪大山園≫です。
当時から≪大山園≫はお屋敷街として知られていましたが、その名を多く広ませたのは和風庭園として≪大山園≫を開放したことだと言われています。
また西原3丁目の辺りは紀州徳川家の子孫が所有していた事から【徳川山】と呼ばれることもあります。
関東大震災時に他の地域と比べて被害が少なく、その安全性が注目され、大山園から徳川山の不動産が分譲され始めます。

現在でも第一種低層住居専用地域に指定され、最低限度敷地面積も150㎡以上というルールが設けられている為、多くの財界人の邸宅が立ち並ぶ高級住宅地となっています。
アクセスも東京メトロ千代田線の始発駅となる代々木上原駅から赤坂、霞ケ関、丸ノ内の都心部に直結。

渋谷区大山町で物件を見る


〇まとめ


今回解説した高級住宅地に限らず、高級住宅地と称されるエリアは様変わりする東京都の街並みや環境の中でも、条例の規制などで高級住宅地としての品位と適度な自然環境を保ち続けることが出来ており、歴史ある土地でもあります。
また、需要に対して物件数が極端に少ないという希少性があり、実際の相場価格というものが存在しているようでしていません。
その希少性こそが唯一無二と称される由縁でもあります。

東京都には高級住宅地と称されるエリアがまだまだありますので、また別の記事で解説していきたいと思います。

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