【人気の高級住宅地特集】港区南青山・北青山エリア【憧れのエリア】
東京都を代表すると言っても過言ではない高級住宅地、『港区南青山・北青山』エリア。
表参道駅を中心にハイセンスな大人の街というイメージですが、大通りから一本道を入ると閑静な住宅街が共存しています。
東京都心の高級住宅街、港区南青山・北青山について解説をしていきます。
憧れの街とも言われる南青山・北青山エリア。
住みたい街ランキングでも上位に名前を連ねますが、同時に住みたくない街ランキングでもランキング入りをしている街でもあります。
高級でお洒落な街というイメージが強い為、外を歩くにも服装を気にしないといけない雰囲気、遊びに行くには良いけれど住むには窮屈、物価が高いなどの理由で住みたくない方がいるようです。
その一方で、富裕層になれたら住みたい、大使館が多いのであ治安が良さそう、都心の中でもスタイリッシュなお店が多くて刺激的、複数の路線が利用可能なためアクセスが良い、都心の中でも公園など緑も多くて買い物も便利、子供に国際交流の機会を増やせそうなど、ハイセンスな街だからこそのイメージもあります。
〇南青山・北青山の歴史について
北青山の歴史
青山の地名は、天正18年（1590年）に土地を与えられた、徳川家重臣の青山忠成から続く『青山家』（後の丹波篠山藩、美濃郡上藩）の名が起源とされています。
江戸時代に青山家の敷地の一部が町となり、青山浅河町など、“青山”を冠する町名がつけられましたが、それ以前の記録はなく、周辺の集落の名にも“青山”は確認できません。本格的に広域地名として認識されはじめたのは、明治以降であるとされています。
青山家屋敷地より分与された、厚木街道（大山道＝現青山通り／国道246号線）以北が現在の北青山となりました。
その後、江戸は町を増やし、青山御掃除町、青山浅河町、青山御手大工町、青山五十人町、青山久保町、青山原宿町、青山六軒町、青山御炉路町、青山若松町、青山善光寺門前などが起こり、明治になるとこれらの小さな町は合併をくり返し、明治5年（1872年）、青山権田原町、青山高樹町、青山六軒町、青山三筋町の4町を除く残りの町が、青山北町と青山南町に整理されました。
明治11年（1878年）の『郡区町村編制法』で、北町・南町ともに一部を除いて赤坂区に所属、後に港区となり“赤坂”を冠称しました。昭和41年（1966年）の『住居表示に関する法律』施行により、赤坂青山北町を中心に、赤坂青山六軒町・赤坂青山三筋町、原宿などの一部をあわせて『北青山』になりました。
南青山の歴史
北青山と同じ経緯を経た後、昭和41年（1966年）の『住居表示に関する法律』施行により、赤坂青山南町を中心に、赤坂新坂町、赤坂檜町、赤坂高樹町、麻布新竜土町、麻布笄町などの一部をあわせて『南青山』となりました。
南青山といえば、青山霊園。明治5年（1872年）、日本で初めての神道用の公営墓地として美濃郡上藩青山家の下屋敷跡に開設されました。面積は約26万平方メートル、桜の名所としても有名で、花見の季節には大勢の見物客が訪れます。現在は東京都が管理運営しています。
広大な園内には、大久保利通や乃木希典、志賀直哉、尾崎紅葉、斎藤茂吉、高木兼寛、国木田独歩、内藤鳴雪、吉田茂など、おもに明治期の著名人のお墓がたくさんあります。忠犬ハチ公も、ここに眠っています。
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